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サイエンス・デザイナーDr.KINOKOYAのAcademic Tips
つーわけで、高崎出稼ぎ中のきのこやです。明日から来週の月曜日まで、高崎高島屋の、「高崎市制110周年記念 高崎物産展」の、高崎健康福祉大学ブースで店長としてきのこの即売をおこないます。 ええ、もちろん、例のヤツも販売ですわよ。 堂々完成!きのこ料理レシピ本の決定版「からだにおいしい きのこ料理115」江口文陽・木田マリ・吉本博明著(理工図書刊)1300円 先行発売です!インクも乾ききれない、印刷ほやほやの新刊本です。私も、さきほど手にしたばかりです。 いやー、感慨無量ですよ。全115品の料理、完全取り卸し。 写真もデザインも全く素人の私が、果敢にも(無謀にも?)料理写真という難しい分野に挑戦し(させられ?)、しかも、 初めて対面する、Adobe InDesign という編集ソフトと格闘すること2週間。なんとか、印刷まで漕ぎ着けました。 クオリティ?そこまで問うてくれるな!と、言いたいところですが、なかなかの及第点なデザイン。 正規の教育を受けていない素人が、独学でここまでの制作を可能とする、現代のコンピュータテクノロジーの進歩が、 ありありとわかる力作です。 現代という時代において、プロと素人の境界は、極めてAmbiguousと言わざるを得ない。 そこで、彼我の差を分けるものは、skill=knowlede よりも sence という、表現者の根源的な identity のみである。凡庸なプロより、個性的なな素人が仕事を奪う過酷な時代。それを証明するのが本書であろう。 などと、左翼的な書評文を書きたくなるような、嬉しさです。wwww。
いや、まじで感慨無量とはこのことです。 これまで、 学会誌の投稿論文や地方紙の雑誌記事、分担執筆の教科書の一節など、 自分の文章が公刊物の活字となって現前したことは確かにあります。そういう意味では、わたくしは、全き素人ではありません。 それらは、確かにある種の感慨を私にもたらしましたが、今回のそれとは、全くフェーズが違います。 テクストとデザインとは、 全く次元を異にする表現であったのだということが、実感できます。てかさ、ワードに、レイアウトだとか、 最終的な形を気にしないで文章を書くのと、印刷用のデザインを含めた原稿を書くのとでは、全く使う部分が違うのですね。正に、 左脳と右脳の違いぐらい、活用される、自分のリソースの部位が違う。 さらには、デザインという部分においても、 Illustrator で1枚のポスターを作成するのと、InDesign で、複数ページの本をデザインするのとでは、 絵画を描くのと、映画を作ることとの違いほどの差があります。 1枚のポスターには、時間は流れていない、static な次元を構成する難しさが、本を作る(特に、料理本のようなグラビア本を作る)のは、時間の流れを造形するという難しさがあり、 どちらもそれぞれに難しいものではあるのだけれど、後者のそれは、格段にレベルの難しさが複合的にあります。 それが今回の作品に完璧に実現されているとは、さすがに私もそこまで、うぬぼれ屋ではありませんが、それにしても、 それを自分の力で成し遂げたことは、今後の私の人生において、少なからぬ自信をもたらしてくれることが予想されます。 何度も書いておりますが、このようなチャンスをくれた先生に、改めて感謝です。 そして、一人でも多くの人々に、 これを手にとっていただきたいと願っています。 どうか、一家に一冊でよろしく!(笑)
| DKL Works | 19:47 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑
本見たよ~
きれいに上がっててびっくりです!
きのこの難しいことはわかんないけど、
パラパラめくってたらおなかがすいてきた。
料理本として大切なことだと思う。
スバラシイです! 編集お疲れさまでした!
| (^o^) | 2010/10/22 22:58 | URL |