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サイエンス・デザイナーDr.KINOKOYAのAcademic Tips

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Book | 神は細部に宿る

よく使っているフレーズなのだが、一体誰の言葉なんだろうか?

昨日、野暮用で寄った友達のギャラリーで、ちょうど今日から始まる企画展の搬入作業に出くわした。熊本県内の書道家の作品を展示していた。

で、作品の説明をする札(なんつーの?アレ)の印刷作業をちょっとだけ手伝った。コピーしてあげたフォントが活躍したことは言うまでもないが、それよりもそのデザインセンスに感心したのだった。

はっきり言って、フォントの種類が変ろうが、微妙にフォントサイズを変えようが、それに気づく客はいないだろう。単なる作品の情報に過ぎないのだから。極端に言えば、情報さえ伝われば良いのである。形式に作品に対する必然性はない。

しかし、それが作品の脇にそっと添えられた瞬間、一瞬にして展示全体に命が吹き込まれたようにギャラリーに緊張感がみなぎる。

アウラだ。ヴァルター・ベンヤミンが記述したそれとは違うのかもしれないが、明らかに、この企画展示という一回性のアウラが生じているような気がしてならない。そして、それは、見るものに意識されることなく、しかし、厳然としてそこに光を放っている。

手を抜かない。手を抜けない。その作業が誰にも知覚されることなく、したがって、賞賛されることがなかろうとも、その作業の必然性を自らの中に見出し、それに従事する。

それがプロの仕事というものではないだろうか。

しかし、その空気は、確かに皆に共有されている。

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