Dr.KINOKOYA Laboratory since 2004

サイエンス・デザイナーDr.KINOKOYAのAcademic Tips

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサー広告 | スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

Diary | これから

今となっては、どうやってその店に辿り着いたのかさえ覚えていない。数件をはしごしたのだろうか。隣に座るホステスであるこの女が連れてきたことだけは確かだ。店内は薄暗く汚い雑然とした雰囲気の漂う居酒屋ともスナックともつかぬ店だ。およそ片付けたとは思えないカウンターに座り左に眼をやると、取引先の見知った中年女とそこの若い女従業員が何やら話をしている。右を見ると、この店のホステスと思しき若い女が二人見える。そのうちの一人はひどく酔いつぶれている。というよりも、どうもいやなことがあったらしく、悪酔いをしているようだ。カウンターに突っ伏し、笑い出したかと思うと、何やら男に対する非難めいた言葉を宙に投げつけている。おれは肩を抱きながら、まぁ落ち着けといった風情でその女を慰めるが、女は俺のことなんか眼中に無い様子だ。どうも大金持ちの男の愛人らしく、その男に裏切られたらしい。まだ20代半ばの美人だ。

1時間ぐらい居たのだろうか。閉店の時間らしく女たちも帰る準備をしに席を立っていた。俺は会計を済ませようと立ち上がると、取引先の中年女が自分たちの飲み代をと数枚の札と500円玉2枚を俺の手に握らせた。そのまま受け取るとその中年女は、「小銭も受け取るんだ?」という。俺は「あー、こういうときは札だけ受け取って、小銭は返すんでしたよね。それが礼儀というかルールだって最近知りましてね」と小銭だけ返した。

俺は内心「俺が払うのか?あの女が払うんじゃ?」と、この店に連れてきた女を想起したが見当たらない。受け取った札びらを確認すると、4000円と思った札びらは1万2千円だった。俺は財布からなけなしの万円札と5千円札を取り出し2万5千円を握った。カウンターの右端の小上がりのような場所でこちらに瀬を向けているマスターと思しき男に「すみません、お勘定・・・」と声をかけた。男は俳優の白竜にちょっと似た、寡黙で実直だが明らかに表を歩いてはこなかったような雰囲気を醸し出していた。男は、「全部で10万になります」という。てっきり2万5千円で足りると思っていた俺は一瞬たじろいだが、「すみません、今、手持ちじゃ足りないのでツケにしてもらえませんか?それとも会社のほうに請求書を送ってくれませんか?」と言って名刺を男に渡した。男は「今度来た時に・・・・」と言いかけて名刺を受け取った。一安心して店を出ようとすると、俺をここに連れてきた女と、この店のホステス2人が私服に着替えて戻ってきた。一人の女は、大きなボストンバッグを提げていて、思わず俺は「それじゃ家出娘じゃん?」とからかった。これからアフターに向かう雰囲気だ。

気がつくと、俺はずっと俺を連れまわしている女にしっかりと腕を組んで支えられながら歩いていた。ろれつの回らない口で「えーっとぉ、俺の帰る方向はぁ・・・?」とさっきからぐるぐる回って町並みを見ているが一向に方向が掴めない。女は「さっきは支払わせてごめんね」という。俺は「いいよいいよ。ちなみに10万円だったんだけど」と言うと女は、「普通は100万円かかる店なのよ」という。どうすればあの店で100万もかかるのか俺は怪訝に思いつつも、酔った頭には複雑な思考は似合わない。そのまま女に導かれるまま歩き続けた。女は「いつもはあの店の後に、この近くのリーベという店に行くの」と言った。

ちょうど橋を渡っているとき、右側遠くにキャナルシティが見えた。ということは、店は住吉の裏通りにあったというわけか。ふと女を冷静に見てみると、私服に着替えた女は、帽子を目深にかぶり、長い髪も纏めていて、店で見るよりも5歳ほど若く見え、すごく魅力的に映った。初対面だったのか旧知の仲だったのかよく思い出せないのだが、妙に女が俺に対して親しげで、甲斐甲斐しくあるので全くの初対面ではなさそうだ。

ホテルに連れて帰るのかと思っていた女は俺を中華料理屋のような場所へ連れてきた。壁は薄緑色のペンキで塗られており、ただの食堂然としていた。そこの男店主は、女とかなり親しいらしく、俺のことなどお構いなしに「もう店閉めるから、二人でゆっくり飲もうぜ」としきりに女を誘うが、女は憮然とした表情で、一瞥もしないまま店の奥の個室へと俺を引っ張っていった。女は個室にしつらえられたトイレのドアを開けて中を開けると、大きく一つだけ溜息をついた。その個室の奥には更に個室があった。











と、妙にリアルな夢を見た。予知夢?

今日は福岡泊まり。

スポンサーサイト

| Diary | 06:19 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://cj01.blog95.fc2.com/tb.php/434-25a0accc

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。