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サイエンス・デザイナーDr.KINOKOYAのAcademic Tips

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今や人吉の夏の風物詩となった球磨ロック2005。始まりは女の子の一言だった。「ライブをしたいと(球磨弁)」。東京で美容師の修行を終えてI(U?)ターンし、実家の美容院を切り盛りするKとみが、故郷に戻ってきて一番に感じたことは、大好きなライブを聞くチャンスが無いということだった。

「故郷の風景も、奇麗な川も、暖かい人も大好き。でも、何か物足りない」「あのライブの熱狂を、まだ知らない人たちにも伝えたい」。こうして、球磨ロック(正式名称:球磨のロック調子)はスタートした。

知人のつてを頼りに、ミュージシャンの出演交渉、会場の確保、知り合いからPA基材を借り、出店の準備、チラシ、チケットづくり、そしてチケットの販売。今も入り口にはためく、紺地に白抜きの旗は、皆で苦心の末、手書きで作った。全てが初めての体験。全てが手作り。それは今も変わらない。このライブがきっかけでスタッフ同士で結婚したカップルも生まれた。

あれから3年が過ぎた。

ライブでは誰よりも多く踊り、誰よりも泣いた。そして、年々、出演者とスタッフのパワーは増大し、彼女が目指した若者文化の発信が実現しつつある。彼女の小さな一言からスタートした波紋は、大きな広がりを見せ、さらに若いスタッフを巻き込んで広がり続けている。もはやもう誰も止めることはできない。

「やっと安心して踊れる」と電卓の数字を見せながらKとみの幼なじみのAいは、微笑んだ。第1回の球磨ロックでは、客兼お手伝いだった彼女が福岡からIターンしてから、事務方の責任者になった。ボランティアに支えられた手作りのイベントとは言え、経費はかかる。チケット収入だけでは赤字が出そうだと、急遽、出店収入で補填しようと奔走もした。最悪の場合は、貯金でなんとかしようとも考えた。それが回避でき、なんとか赤字を出さずに済みそうだった。

「楽しむためにやる」とは言え、皆がハッピーに、そして継続するためには、金銭問題は避けては通れない。誰もこれで一山当てようなどとは考えていないが、どこかに負担がかかりすぎると、その活動は自然に縮小する。それを誰よりも肌に感じ、心配してきたのが彼女だった。

二人に共通するものは「素直に楽しむことができる」ということだ。楽しむために、やるべきこと、やれることをやる。決してリーダータイプの人間ではないが、その素直さが人に感動を強要せず、自然に感染させる力を備えている。もちろんそれだけでここまで継続できるわけではない。そこには、彼女たちが放つエネルギーに共振し、自らの役目と楽しみを見出した多くのボランティアスタッフの力があってこそではある。

4回のライブを奇跡的に成功させて、今年また新たなカップルが生まれた。来年、新たな感動を胸に、球磨ロック2006がまたおこなわれる。

球磨ロック公式HP

http://www.geocities.jp/jeee00jp/kumanorock.html

球磨ロック掲示板

http://8718.teacup.com/kumarock/bbs

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