Dr.KINOKOYA Laboratory since 2004

サイエンス・デザイナーDr.KINOKOYAのAcademic Tips

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサー広告 | スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

Diary |

本田美奈子が死んだそうな。急性の骨髄性白血病。年に一度くらいのペースでテレビで顔をみていたのでなんとかがんばっているのだなぁと思っていたのだが。38歳。

彼女のデビューは1985年。私の大学入学が1986年なので、ちょうど学生時代に活躍していたわけだ。秋元康と後藤次利のコンビの楽曲だったと記憶している。で、好きだったわけですね。なにが「で」かわからんが・・・・。

テンプテーションという曲があって、そのイントロのコード進行のクリシェが大好きだった。私の人生の記憶の中で、はじめて好きになったアイドル歌手ではなかろうか。それまでの私は、洋楽ばっか聞いていて、とりわけ、高校時代からはフュージョン好きになったので「歌つき、ましてや日本語の歌詞つきのポップスなど、認めん~~~!」という立場をとっていたのだが、この曲をきっかけに「日本語ポップスもありかも?」と転向するきっかけになったと思う。コンサートに行ったり、CDを買ったりっつーのはさすがに恥ずかしかったのでしなかったが、それでも心の奥底になんともいえない恋心のような好意を抱いていた。

テレビで見る彼女は、ちょっとイタさの残るキャラで、それはアイドルとしてはアリなのかもしれないが、一般人としてはちょっと視線を合わせるのが憚られるような存在であったが、その奥底になんともいえない寂しさが漂っていて、そこも魅力のひとつだった。その後、アイドル冬の時代が来て、それとともに第一線から消えていった。その後、舞台女優の方向に進んだらしいが、活躍していたのかどうかは、テレビで見るだけのきのこやにはわからない。数年に一度、新曲をたまにテレビで聴くことはあったが、そのどれもが往時の魅力がなく、どんな曲だったかさえ忘れている。いわゆる落ちぶれ感が漂っていたのだな。

そんなこんなの彼女であるが、にもかかわらず折に触れてテレビに出てきた彼女をずっと見てきたわけだ。かれこれ20年も彼女を横目で見守ってきたともいえるわけで、こうなると不思議なことに一度も実物を見たことがないにもかかわらず、まるで、ずいぶん昔に付き合っていた彼女のような親近感が心の奥底に横たわっている。全くの錯覚であるのだが、なんか不思議な感覚だ。ひょっとして、私が忘れているだけで、以前、密かに付き合っていたのかもしれない。なんてことを書くとついにきのこやも壊れ始めたか、といわれそうだが、そんな感覚に襲われるのだ。ま、そんなことはないわけだが、この感覚は一体なんなのだろうか。

それこそが、アイドルが持っていた魅力の核ではあるのだろうな。「まるで自分の彼女のような感覚」を見るものに感じさせる力。逆に言えば、それぐらい、私の心の奥底に、密かにしみ込んでいたということかもしれない。何よりも、笑っているのに、瞳の奥底に寂しさが漂う存在というのが、私の女性観の原型に合致するのかもしれない。ええ、いつも言ってますが、私は女の涙が好きですので。

古い彼女を見送るように合掌。

スポンサーサイト

| Diary | 20:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://cj01.blog95.fc2.com/tb.php/528-c7ecfb94

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。