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サイエンス・デザイナーDr.KINOKOYAのAcademic Tips
昨夜は、久しぶりにカラオケにまで行ってしまい、最後にはフロントでもらった頭痛薬を服用して爆睡でしたわ。
んで本日は、10時に研究室に行って、30日の公開発表会の「練習」の予定だった。だが、きのこやは、「練習」と言われてもピンと来ず、研究室に行って、パワポのスライドを見せればいいだけとてっきり思っていた。
んが、着いてみると、実際にプロジェクターを使って練習する手はずになっていた・・・orz。聞いてないよ~。いや、確かに教授は「練習」と言った事は覚えていますよ。でもさ、そのメッセージは全くボクに伝わっていなかったわけですよ。はぁ。
おまけに、韓国の大物研究者の先生まで来てるし。ま、聴衆は研究室の学生二人と、二人の教授の4人だけどね。たどたどしくも、スライドにあわせて、極めて表層的な説明に終始したものの、それでも50分ほど発表。先生方は暖かいコメントをくれるものの、正直言って、満足はしていない。でも、今までのワタシであったならば、「ま、こんなもんでしょう」と力を入れなかったわけだが・・・・。やっぱ、これじゃイカンですばいと少々あせり気味。さらに、うちのボスは、1時からK教授とアポとってあるからと・・・・。
orz×2・・・・・・・・・・・・
常々、「サイエンスではない」とうちのボスを批判しているK教授だ。いや、嫌いな人ではないのよ。むしろ、最初に見たときから、好感は持っていた。で、いろいろなつながりで、私の学位論文の副査も引き受けていただいている。そのことそのものは光栄なことだけれど、しかし、実際自分の論文を見ると、とても先生のお眼鏡に叶う物ではないよなぁという気分のほうが百倍も強い。ま、しかし、今更逃げてもしょうがない。つーことで、ボスと研究室を訪ねた。
「はい、わかりました」
1時間あまり経ち、ちょいとばかし引きつった笑みを、頬の半分に浮かべつつ、懇切丁寧なご指導を有難く承った。いや、その一々が、至極当然の話で、全くもってそのとおりである。で、大幅な修正をご指導いただいた。ええ、全8章のうち、2章をカットすることになりました。
わはははははははははははははははははははははは(涙)
しかも、第1章の緒言に関しては、過去の業績を一望できるように、全ての論文をサマリーしなさいというお達しまで。念のため、先生のご自身の研究室の学生の提出中の学位論文を見せてもらうと、第1章だけで、45ページもある。
わはははははははははははははははは・・・・はぁ。
いや、私も内心、それはやったほうがいいかな?と思いつつ、時間の制約に負けて、軽く流して逃げていたのだが、土壇場で逆転ホームランみたいなご指導。
「して、締め切りは?」と問うと、来週の月曜日ということに相成った。
わはははははははははははははははははははははは。壊れていいですか?
今から、100編はあるだろうと思われる、過去の論文をサマリーしつつ、少なくとも50ページは原稿を書け、しかも、1週間でというお話です。
早く言ってよ・・・・・。
はぁ。実質2日で書けるのかしら?
それにしても、ウチのボスは、「よくまとまっているよ」の一言だったのに。どこに目がついていたのですか?ま、それもこれも、私の考えが甘かったっつーことですね。
ぐすん。誰か、胸で泣かせてください(妙齢の女子限定(笑))。
ま、泣いても始まらん、やるしかないのでしょう。ええ、ダメ元でやりますとも。そう、昨年の15日、地獄のような、阿鼻叫喚を乗り越えたきのこやですもの。それにK教授の指導は、これでも科学の世界に片足を突っ込んで、門前の小僧よろしくいろんな科学者を見てきたきのこやにとっても、「さすが先生!」とうならせるアドバイスだったしね。ワタクシの学位論文をさらに洗練させるためのすばらしいアドバイスだもの。やってやろうじゃあ~りませんか!
あ~りませんか、って、マジでやる気あるのかよ?オレw
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