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サイエンス・デザイナーDr.KINOKOYAのAcademic Tips

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Diary | 一流

というわけで、ちょいとした出来心で応募したコンテストの一等賞に選ばれてイベントに参加してきた。改めて、仕事とは、一流とはということを勉強させていただいた。

詳細は書かないが、ある有名女優さんに対面して花束を渡す、というのがワタシの役目。なかなか、というか恐らくは一生に一度しか経験できない役目&イベントであるので、きのこやは、会場の設営から進行、事後処理に至るまでの一部始終を目を皿のようにして見ていた。

いや~、これがプロの仕事ってやつでしょうね。隅々に至るまで、きちんと目が行き届いている。勿論、プロの目から見れば、反省点もあるのだろうが、きのこやの経験範囲からいうと、全くもって初めての場なので、どれもが新鮮、さらには、適切かつ周到に見えた。担当者は、大変だったろうなぁ。俺なら、胃が痛くなって、死んでるね、きっと。Tさん、Good Job!

さて、件の女優さんに一言だけ挨拶する機会が与えられた。いつもテレビで見ている顔であるし、キャリアも長いので、上げたらキリがないほど、どんな番組に出ていたかが思い出される。それだけにこちら側の緊張も高まるというものだが、いそいそと担当者に連れられて楽屋を訪ねる。

「こちらが~」と紹介されて、こちら側に振り返る一瞬の笑顔で私は全てを感受した。

「うん、やはり一流」。

その一瞬の空気が一流を醸し出していた。

こういうことだ。これまで私は、学者をはじめとして、政治家、行政マン、会社社長、百姓といろんな人と接してきた。その中で、第一印象によって、一流と二流の人間に分かれるのではないかという漠然とした感覚を持っていた。例えば、同じ大学教授と呼ばれる人でも、初対面での応対の仕方に180度の違いがある。どことなくコチラを見下げた目つきで、否応なしに緊張を強いる人。最初から打ち解けた(かといって、それは友達感覚で無礼という意味ではない)会話ができる教授。その他の職業でもそうだ。で、自信に溢れ、しっかりとした業績を残している人間ほど後者に近づくような気がしてならないのだ。だからこそ、人が集まり、業績も伸びていく。全ての一流がそうだとは言わないが、少なくともそういう人間は一流であると思うし、私はそういう人たちに育てられてきたと思っている。

で、件の女優さんにも同じ匂いを嗅ぎ取ったわけだ。

マスコミで彼女がどのように扱われているかは、テレビっ子のきのこやはよく知っている。あまり受け入れたくないイメージも喧伝されていることも確かだ。が、しかし、(マスコミ的)評価は別にして、本質にはあれだけの活躍を裏付ける、社会人としての本質的な良質さが内面に備わっているはずだと予測していた。それが確認された一瞬であった。

がちがちに緊張していたきのこやは、あの笑顔に腰が抜け・・・、いや、肩の力が抜け、自然と自分本来の姿を取り戻したような気がした。

相手に緊張を与えることは、こと仕事においては、マイナスにしかならないと思う。いや、良い意味の緊張はもちろん必要だが、少なくとも、コミュニケーションにおける緊張感は、参加者の実力を引き出すことはできない。質の悪い仕事は、関わる人間のモチベーションを下げ、さらに悪いループへと嵌る。したがって、結果として、誰も得をしない。

女優という仕事は、サラリーマンとは違い、定状的なルーチンワークとは無縁な仕事ではないだろうか。その世界で常に露出し、仕事を獲得し続けることは、常に第一印象の障壁に晒されているということだ。第一印象が悪ければ、次の仕事がなくなる。それを彼女は、経験から獲得したに違いない。それがあの笑顔だったわけだ。

しかし、問題は、その笑顔に作為が見られないことだ。不思議なもんで、作り笑顔というものは、自然と相手に伝わるものだ。所詮、作為は作為。大事なことは、人との出会いを、本気で大事にしているかどうかだ。その出会いを、本気で楽しんでいるか否か、だ。それが、一流を一流たらしめている、所以ではないだろうか。

きのこや、また一つ勉強させていただきました。また、一歩一流に近づいたかな?

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