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サイエンス・デザイナーDr.KINOKOYAのAcademic Tips
最近、形式ということを意識しているきのこやです。もちろん形式主義の弊害をわかってはいます。例えば、ISO9001(製造にかかわる国際基準。第三者機関に認証されるので、これを取得すれば、あたかもそこの会社が立派であるように見える規格)を取得した企業であっても、それを維持する手続き(要するに日々の記帳のことだな)がおざなりになってしまうと、仏作って魂入れず、という状態になってしまう。未確認だが、おそらく不二家もISOは取得していたはずで、一体何のためのISOなのか?と言わざるをえない。これが、形式(ISOさえ取っちゃえば)の弊害ですね。
しかし、その一方で、学生のみならず、一般の社会人を見ていても、形式に対する理解が浅いといわざるを得ない。形式の弊害を言う前に、まずは形式そのものの理解が深くないと、魂を入れない仏どころか、髪も仏もない状態になってしまう。
さて、ここで問題です。これは論文を書くという行為をしなければならない人しか知る必要がないものだけど、IMRADって何でしょう?答を聞くと、なぁ~んだ、ですが、知らないとわかりません。
ではでは、バンクーバースタイルとは?これは、答を聞いても、なるほど、としか言いようがありません。きっと知らずに使っているはずですが。
そんなこんなで、こういう体系的な知識を売ることができるありがたーいホームページを発見しました。
学部生は就職進学がほぼ決定し、修士も博士課程に進学が決定したころと思います。例年ならば、3月におこなわれる学会の準備で忙しいことと思いますが、今年は、8月に北海道でおこなわれますので、ちょっと小休止てなところではないでしょうか?
そういう時こそ、こういうHPで、知識のブラッシュアップをしてはどうでしょうか?
Step2、Step3は、全文目を通すことをオススメします。といっても、2時間もあれば読めますよ。
個人的には、スペーシングの記述に笑いました。ダブルスペース、ダブルダブルスペースなんて言葉があったのですね。ちなみに、このへんのことを知らずに単位や数字を書いていると「小学生程度の書字能力しかない」と査読者から判断されてしまうそうです(笑)。小学生並のアタマの人間が書いた論文を、今まで読んでいただいた査読者の先生方、ごめんなさ~い!
あなたは知ってましたか?
30℃ or 30 ℃
50ml or 50 ml
さぁ、どっちだ?(笑)
コメントをする人は、是非、IMRADの答も書いてね。
| Science Design | 14:39 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑