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サイエンス・デザイナーDr.KINOKOYAのAcademic Tips

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Pictures | 見てられない

どうにもウズウズして見てられない、ついつい手、口を出したくなる、と言うことがある。

例えば、友達の部屋の模様替え、理由はわからないがなんとなく悩んでいるような人、妊娠・出産して子育てや生活方法が手探りで不安だろうなぁと思える人、一流なのに忙しいからかありあわせのスライドで統一感が取れていないパワポのスライドを持って講演に出かけようとする人(センセ批判しているわけじゃないよぉ~(笑))、パソコンがクラッシュしてアタフタしている人、学会誌の表紙を作らなければならないけど、お金が無くてデザインができない人、などなど。

これらは、全て私にたまたま彼らにはないスキルがあって、あるいはスキルはあるけど、踏ん切りがつかないとか、時間が無い状態かもしれないけど、いずれにせよ、そういう作業が私は好きで、私心なく純粋に「どうにかしてあげたい」とか、「ったく、もー、ちゃっちゃとやれよ」という気分で手を出したり口を出すわけです。

「お客様のためを思って」と言われると、何かピンと来ないきのこやですが、もしかすると、それは、このような気持ちと同じなのか?とふと思いました。

「見てられない」「どうしてもすすめたい」「手を貸したい」「人肌脱ぎたい」。

ま、ある種の義侠心ですが、これが商売の根底になければならない、と日々言われているわけです。で、よーわかっていないのです。

上のいろいろと口出しをするパターンを見てみると、共通するのは、全て「友人」です。しかもかなり親しい。こちらの言うことが「曲がることなく」「伝わる」ことが、私に納得できている相手ばかりです。また、少々失敗、あるいは行き過ぎた発言をしても、信頼関係が崩れることはないだろうと「安心」できる相手です。

で、営業においても、同じようなことを、今、言われているわけです。

「本当に良いものを作っているんだろ?」「良いものを作っているのなら、困っている人がいたら、おすすめするのが良心ではないのか?」「本当に商品を愛しているのなら、その商品を1個でも多く世に出してあげたい、と思わないか?」などなど。

内心片付けたいと思っている友人がいて、ちょっと億劫で手が出せない時に、背中を押してやる。統一感の取れた、美しいパワポで発表すれば、恥をかかないのではないか。聞く人も、よりわかりやすくなるのではないか?よりわかりやすくなれば、先生の評判も上がるのではないか。不安が一杯で、どうしていいかわからない時に、少しでも安心して、ゆっくりと眠れるようにしてあげたい。友達ならば、そう思えます。

一方、お客様の場合はどうか。

ついつい口をついて出てしまうのは「高いんですけどね」「100%治るわけじゃないんですけどね」「悪くはないんですけどね」と自信の無さが現れています。

じゃ、そんなに悪い商品なのか?と、問われれば、例えば、友達に「ガンにかかった人がいる」と聞けば、即座に「きのこやるから、兎に角信じて飲め!」「金はいらないから!」と上げたくなります。

どうも言えるのは、「お金を貰うことに対する後ろめたさ」と「万一、お客様のご期待に添えなかったら」という、ある種の恐怖感があるようです。

つまり、「自分、あるいは会社が否定される」ことに気を取られるばかりで、「信じてくれる」「納得してくれる」という、お客様に対する「信じる力」が足りないようですね。

きのこや、こう見えても人見知りです。なかなか、人と打ち解けた関係を結べない。

学生時代ある女の子に言われました。

「アナタには壁がある」と。

その時点では「お前に、それ以上、土足で入らせるほど、世の中甘くねーよ」と強がっておりましたが、内心は怖かったのかもしれませんね。多分、今でも怖いのだと思います。

つまり、圧倒的な「自己信頼=self confidence」の不足が、お客様にモノを売るときの、「後ろめたさ」の源泉になっているようです。

お金を稼ぐことは難しい、厳しいものだ、とは良く言われますが、過剰に、お金を貰うことに後ろめたさを持つ必要もないのかな?とちょっと思いました。

なんとなく、見えてきましたが、分析と実践は、天と地ほどの差があります。

きのこやの修行は続くのです。

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