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Book | 田舎暮らしをしてるボク

田舎暮らしができる人できない人 (集英社新書 388H)

田舎暮らしができる人できない人 (集英社新書 388H)

どこかで見た名前だなぁ、と思っていたら、たまにテレビでコメンテーターをしている人でした。

本業はモノ書き。元々はフランス文学の翻訳とかをしていたらしい。

へぇ、この人田舎に暮らしてるんだ?と初めて知りましたよ。かれこれ15年以上も田舎暮らしをしているそうだ。ちなみに私も、14年になるので、気づかぬうちに体が田舎モードにはなっているのだろうなぁ。

書かれている内容は、田舎に住んだ都会者ならば「あるある」と言いたくなるエピソードが多い。例えば、「田舎では、勝手に近所の人が家の中に入ってくる」とか、「のんびりしているようにみえて、実は意外と忙しい」とか。あーそれから、都会の10kmと、田舎の10kmは感覚が違うとかね。

中でも秀逸なのは、「作りたい人は田舎」「鑑賞したい人は都会」ってのには激しく同意。絵でも音楽でも、陶芸でもいいけど、アーティスト(=作りたい人)は田舎の方がアトリエもスタジオも安く手に入れられるってのには実感としてわかりますね。

ただ、私のようにジャズが好きな人間=複数の人間が関与するものには、ちと田舎は不便かな。

ま、しこしこ打ち込みするとかには最適かもしれません。

それからGDPに表れない経済活動。水道屋と大工のオヤジが、それぞれの家の修繕作業を互いにやった場合、例えば、日当2万円をやり取りすると、GDP統計上は、4万円の経済拡大になるんだけど、所得税も払わなきゃいけないし、お互い様でタダでやってあげたら、GDPは押し上げない。でも、結果としての修繕はおこなわれている。このへんの非経済的経済活動が、実は田舎のあちこちに隠れている、ってのは、田舎に住んでみないとわからんだろうなぁ。

いわゆる2007年問題で大量の団塊世代がリタイアするわけだが、筆者は、かつての田舎ブームとは状況もインパクトも違った形で、田舎に住む人と田舎的価値観が世の中を変えるんではないか?という期待感を忍ばせている。

そうなんだよ、私も、なんか都会的というか、高度経済成長的価値観に違和感があるから今の作業=顧客中心主義という名の、ある種のごまかしになじめないのかもなぁ。ま、それが言えるのも、しっかりと稼いで、経済的にも余裕があってのことだけどさ。

貧すれば貪すだな。

ちなみに筆者、田舎暮らしが嵩じて、3ヘクタール=1万坪のワイン用のぶどう園持ってるそうな。さすが、フランス文学は違う(笑)。余裕あるなぁ。

最近、どうも都会モンの殺伐(?)とした世界にどっぷり浸っているので、自分の足元を再発見した気分の良い本でした。

さ、がんばってセールスレター書こうっと。

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